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私は小さい頃から風邪をひきやすく、虚弱体質のところがあり、大人になるにつれて、
アレルギー体質、胃腸が弱い、喘息などを発症してしまいました。なんとか薬に頼らず根本から治したいという思いがありました。
書店に行き、良い方法がないものか見ていた時に
岡田恭子先生の「食べものを変えると、からだも運命も変わります 」河出書房
の本を手にしました。読み進めていくうちに、この教室に通ったら変われるかもしれないという光が見えた感じがしました。遠方ということもあり、すぐに決心がつかずにいました。
でも、グズグズしていても時間が過ぎるし、自己流でやっていても良くなったていない、もう今を逃してはいけないと思い立ち、教室に通う覚悟を決めました。
初日、マクロビオティックに沿い、2週間、玄米とけんちん汁で過ごしてくださいねと言われ、途中、何回も甘いものが食べたくなりました。この2週間の期間、排毒の症状がたくさんありました。咳、痰、鼻水、排便、排尿、おならが頻繁に出る、体重が2~3kg減りました。
今まで、好きなものを好きなだけ食べて、身体に随分と
負担をかけてきたのだなと思いました。
身体だけでなく私自身、心の中にもやるせない思いを抱えている自覚がありました。そのことを先生に話すと、「ここに来れたんだからよくなるよ、大丈夫、自分を好きになろう!」と声をかけてくださいました。自分のことをみていこう、知っていこう、好きになっていこうと思いました。自己否定や自分責めをしてしまうところがありますが、少しずつではありますが、そんな自分のことを受け入れつつあります。
仕事や家の事情で欠席することが数回ありましたが、毎回、料理教室に通うのが楽しみでした。料理を各分担で作る、美味しくいただく、一人ずつ感想を話す、そしてその中で皆で考え意見を言い合い、自分だったらどうするか、どう思うかを話すのはとても学ぶことがありました。
また、食べ方、生活の仕方、食材の切り方、調理器具の使い方、盛り付け方、掃除の仕方、生き方、考え方と広い視点で学ぶことが盛り沢山でした。
教室に通い出し、今まで食べていた7分づき米から黒豆玄米、梅干し、ごま塩セットになり、梅醤番茶や薬草茶、れんこん湯を飲むことが日課になりました。
納豆や豆腐、グルテンバ−ガ−を使うことが増え、けんちん汁は我が家の定番みそ汁になりました。とてつもなくおいしい上に、次の日の排便は朝食前なのに、良い排便が2回も出るのです。
献立の中に野菜や海藻類も増えました。
夏場は散歩をして汗をかき、身体を動かす楽しみもみつけました。
気持ちの面で自分の力以上にがんばりすぎたり、考えすぎたりするところがありました。教室に通い出し、数ヶ月経つころには、このくらいできたらOK!、まぁ、どうにかなる、まぁ、いっかぁと思えるところも出てきました。
皆様のおかげと思っております。
恭子先生はじめ、仲間がいることで悩みを共有できたり、
意見を聞けたり、話せたり、励まし合ったり、誉めあったり、沢山笑いあったりと心がほっと和み、いつしか皆様の温かい気持ちにあたためられていました。
ありがとうございました。
恭子から一言
私の教室は横浜ですが、遠くの東北からお勤めもある中で、横浜に前泊して、通ってくださいました。
れんこん湯…
「岡田恭子のハッピーマクロビオティック教室」日東書院 92頁
れんこんすりおろし、生姜、醤油、水を沸かして飲む、のです。
れんこん湯を続けていったら、朝、いつも出ていた喘息の咳が、少なくなり、職場でも、この頃咳をしなくなったね、と言われた、とおっしゃいました。
肌はもともとおきれいでしたが、さらに、透き通るような美しい肌になりました。
また、身体を動かすことも勧めました。
「気血動」…
「気」は、考え方がポジティブに変わりました。
「血」は、食べものです。
「動」は、動くこと、歩くこと、柔軟体操等々、これもとても大事です。
歩いているうちに、くよくよも飛んでいきます。
素直にすぐに実行してこころもからだも、お元気にどんどんなられました。
お顔を見るだけで、こちらも笑顔になる、人に愛される方です。
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